とにかく手帖にメモる癖。

どこかの片隅にて、事実8割、妄想2割。

ゼルビア手帖 Vol.8

CONTENTS

1.あいさつ

2.J2第5節「京都サンガFCFC町田ゼルビア」〜雑感〜

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1.あいさつ

 どうも。アウェイ西京極で町田は1−2と敗れたわけですが、内容は決して負けていなかったように思います。正直、勝てる相手だったので悔しいですね。ただ、選手たちは負けはしたものの京都相手にこれだけやれたのは自信になったのではないでしょうか。テレビ観戦だったので雑感を少し書きたいと思います。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2.J2第5節「京都サンガFCFC町田ゼルビア」〜雑感〜

 結果としては1-2で敗れてしまったが、まったく下を向く必要はない。J1昇格候補の筆頭に挙げられる京都サンガFC相手に、FC町田ゼルビアは堂々たる戦いぶりだった。攻守の切り替えの速さ、運動量、アグレッシブな姿勢で圧倒し、ゲームの主導権を握ったのは間違いなく町田だ。オーガナイズされた素早いプレスで幾度となくボールを奪う姿は見ていて気持ち良さすら感じた。そしてボールを奪ってから2人、3人が絡んでショートパスを繋ぎ、京都をPA内に押し込むところまではいけたのだ。
 そうして主導権を握りながらも決定機の数が少なかったのは、シンプルなフィニッシュまでの意識が低かったこと、ボールを1個分のパスミスやコントロールミスというところだろう。アイデアがなかったわけでも、チャレンジをしなかったわけでもない。勝敗を分けたのはディテールのクオリティだったと思う。その点では京都が僅かな得点チャンスを確実に決めたのは自力の差だったのかもしれない。
 しかし、繰り返すがこの敗戦で下を向くことはない。町田が試合毎に成長しているのはこのゲームでも見せてくれた。J1昇格を現実的な目標に置けるチームを相手に、アウェイでの敗戦というのは今シーズンの町田にとって許容範囲と言える。もちろん負けてもいいと言うつもりはないが、何もできなかった末の負けではない(失点シーンに不運な部分がなかったわけではない)のだから悲観的になる必要はないと言うことだ。むしろどちらが昇格候補なのか、と言った時間帯もあったのではないか。
 そしてこの試合で懸念するのは怪我人だろう。⑤田代真一が倒された際の着地で腕を痛め、⑥太田康介がタックル時の接触で脛を裂傷し、薗田淳がおそらくハムストリングを痛めてしまった。それぞれどの程度の怪我なのかは今の段階ではわからないが、CB2人とボランチ1人が一気にいなくなると町田としてはかなりのダメージ。軽傷であることを祈るばかりだ。

 最後に、この借りは野津田で返そう。