ゼルビア手帖 Vol.7
CONTENTS
1.あいさつ
2.J2第5節・京都サンガFC戦プレビュー
3.予想フォーメーション
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1.あいさつ
こんばんは、表紙の画像は前日練習の模様を撮ったなんでもない写真です。さて、野津田での初勝利から4日。もう次の戦いを迎えます。そして相手はタレント豊富な京都サンガFC。FC町田ゼルビアにとってはまさに格上の相手ですね。今回はその京都戦のプレビュー的な内容をお届けします。
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2.J2第5節・京都サンガFC戦プレビュー
京都と言えば、昨季はJ2で7位と振るわなかったが、大木監督体制になって1シーズンを使い、スタイルの構築、メンバーの若返り、若手の育成を大きく推し進めた。中でも31久保裕也と13宮吉拓実の2トップはJ2では屈指の破壊力。控えにも11原一樹と14長沢駿と抱える豪華なメンツ。中盤にも10工藤浩平、15中山博貴、⑧チョン・ウヨンなどテクニックとセンス、献身的な守備にも長けた選手を揃える。と、相手を持ち上げるのはこの辺にしておく。
そんな京都ではあるが、前節の鳥取戦で1-2の敗戦。試合内容も芳しくなかった。それに加え、⑧チョンと15中山がこの試合で退場処分を受けて出場停止。DFラインでも主力3人が負傷中という台所事情だ。いくら京都が格上とは言え、町田が前節、前々節のような積極的なゲームの入り方ができれば、鳥取のように付け入る隙はある。
町田の戦い方のイメージとしてはこれまでと変わらない。京都も町田のように最終ラインからショートパスを丁寧に繋ぎ、ロングボールでの展開は極端に少ないという特徴がある。だから町田としては⑦勝又慶典と25平本一樹の2トップから積極的にプレスをかけ、プレッシャーを与えてコースを限定し、そこから後ろが連動してはめ込みたい。とくに10工藤にボールが入る時には素早い寄せで時間を与えないように気をつけたいところだ。
攻撃では⑦勝又の鋭い動き出しを利用してサイドで起点を作るというのが効果的のように思う。とくに左SBの⑥ファン・テソンは、スピードがあり、左足のキックの制度も抜群。何より攻守に走り回る献身性をもった有望なルーキー選手ではあるが、ルーキーゆえにポジショニングに甘さがある。このサイドの裏を狙うのは一つの手だろう。
そして、この試合で何よりも大切なのは相手をリスペクトし過ぎずに、ここまでできているアグレッシブに自分たちのサッカーにチャレンジすることだ。それができれば3連勝も現実的なものになるだろう。まずは立ち上がりのおそらくバタバタしてしまう時間帯を凌いで、試合のリズムを掴むことを目指したい。
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3.予想フォーメーション
25平本 ⑦勝又
⑰鈴木崇 ⑯庄司
⑮柳崎 ⑥太田
②津田 ⑭薗田 ⑤田代 ③藤田
21相澤