とにかく手帖にメモる癖。

どこかの片隅にて、事実8割、妄想2割。

ゼルビア手帖 Vol.5

CONTENTS

1.あいさつ

2.ロアッソ熊本戦・プレビュー

3.予想フォーメーション

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1.あいさつ

 こんばんは。こんな深夜にプレビュー記事を書いてます。さて、いよいよ待ちに待った野津田でのホーム開幕戦を迎えます。ゼルビアサポーターにとっては明日が真のホーム開幕といった心境でしょう。前節に続いて良い形で連勝できるよう見守りたいと思います。スタンドにどれほどのサポーターが駆けつけるのか楽しみですね。あと新設されたメディアセンターがどのようなものか興味津々。色々な意味で「聖地・野津田」での開幕に期待したいと思います。

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2.ロアッソ熊本戦・プレビュー

 前節は25平本一樹と⑦勝又慶典のゴールで3−0という快勝を収めたFC町田ゼルビア。第4節でようやく野津田でのホームゲームを迎える。対するのは高木琢也監督率いるロアッソ熊本。前節、京都サンガFCに0−2で敗れた熊本は、当然のことながら連敗は避けたいだろう。J2昇格組の町田が相手となれば尚更だ。

 熊本は前節、前々節と3−5−2という並びで戦っている。京都戦で2トップを組んだのは、昨年、栃木SCにいた⑨チェ・クンシクと⑭武富孝介。⑭武富はその試合で負傷で交代しているからおそらく先発には入らないだろうと思う。その2トップの下にポジションを取るのが大宮アルディージャから移籍してきた⑪藤本主税だ。熊本はチーム全体で短いパスを丁寧に繋ぐというスタイルを志向する。その中で変化をもたらすのがこの⑪藤本だ。昨年まで大宮を牽引したこの実力者は、熊本でもパスとドリブルを織り交ぜながら攻撃にアクセントを加える。町田のボランチ、⑮柳崎祥兵と26C・マーシャルが⑪藤本にどれだけ自由を与えないかというのはひとつのポイントになりそうだ。

 そして藤本の後ろに並ぶMF4人+DF3人がコンパクトにブロックを作り、強固なディフェンスを築く。その中で⑩養父雄仁がリンクマンとなり、前線と中盤から後ろのパスを繋いでいく。⑩養父から裏を狙う2トップへのロングボールが供給されることが多いので、ボールを持つ彼にうまくプレッシャーをかけられれば、攻撃の停滞を誘導できるだろう。

 DFに目を向けると、京都戦においては3バックの両脇のケアが甘い傾向があった。事実、京都の1点目は熊本3バックの右にできたスペースに京都左SB⑥ファン・テソンが走り込み、プレッシャーのあまりかからない状態で鮮やかなクロスを⑬宮吉拓実へ送り、先制点を呼び込んだ。高木監督のことだから修正しているであろうことは予想される。しかし、アウェイ京都戦から中2日だ。完璧に修正されているかと言われれば決してそうではないだろう。同じ3−5−2のシステムで来るのであれば、⑦勝又の鋭い動き出しからサイドで起点を作れれば、町田がより多くチャンスを作り出せるはずだ。⑯庄司悦大、⑰鈴木崇文から良いタイミングでのクサビ、あるいは26コリン、⑤田代真一からの好ロングフィードがサイド裏に出てくるかもポイントだろう。

 積極的にプレスをかけてくる熊本を相手にうまくポゼッションを高め、走らせることに成功すれば後半途中で足が止まることは間違いない。そこで⑲北井佑季を投入し、DFを切り裂くということも良い選択肢だ。

 ここまでのことをどこまでやれるのか注目したい。すべてが上手くいくことはないだろう。上記のことが見られたのはあくまでもあの京都を相手にしたということを忘れてはいけない。しかし、この中の2つくらいうまくことを運べれば、町田が主導権を握れる展開になるのではと期待している。いずれにせよ、戦い慣れた野津田での町田イレブンの躍動を楽しもうと思う。

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3.予想フォーメーション

    ⑦勝又 25平本

⑰鈴木崇        ⑯庄司

    ⑮柳崎 26コリン

②津田 ⑭薗田 ⑤田代 ⑥藤田

      22相澤