とにかく手帖にメモる癖。

どこかの片隅にて、事実8割、妄想2割。

青赤手帖 Vol.1

CONTENTS

1.あいさつ

2.岩田拓也インタビュー

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1.あいさつ
 先日、FC東京U-18に所属する岩田拓也くんに話を聞く機会があったので、取材の趣旨とは違うのですが、今シーズンのサッカーについてと、昨シーズンを少しだけ(時間の関係上、本当に少しだけしか聞けませんでしたが笑)振り返ってもらいました。今回はその岩田くんのインタビューをお届けします。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2.岩田拓也インタビュー

――今シーズンはプレミア復帰が一番の目標だと思うんだけど、今のチームの手応えは?

「去年とは目指しているサッカーが変わって、今年はポゼッションサッカーというのを念頭においてやってきています。立ち上げからここまででだいぶチームの意識付け、コンセプトは固まってきたと思います。でもまだまだですね。やろうとしていることをいかにチーム全体で意思統一してやっていくかというのが大事だと思います」

――去年までは縦に速いサッカーをしてきて、今年は今言ったように繋ぐサッカーを志向しているわけだけど、岩田君としてはそのスタイルの変化をどう思っている?

「去年までの縦に速いサッカーというのは、一昨年とかからずっとやってきたことだし、それがFC東京らしさでもあるので、そこを無くして繋ぐだけというチームになってしまうと東京Vや柏も繋ぐのはうまいので難しいですよね。まず土台として切り替えの速さだったり、縦への速さだったり、球際でのプレッシャーの厳しさだったりがないといけないと思います。パスを回すことだけをやっていてもそういったチームには勝てない。でも僕たちはそこが土台としてあるので、自分としてはそこまでチームとしての違いはないのかなと感じています。でもやっぱりボールは動くようになったし、簡単に失わないようになったし、FWとしては今のスタイルはすごくやり易いと思っています」

――プリンスに落ちてしまったことについてはどう思っている?

「去年も中心メンバーとしてやってきたので、プレミアからプリンスに落としてしまったことに責任を感じています。今年も自分が引っ張っていって絶対にプレミアに上がれるようにしたいです」

――プレーした本人としてはまさかプリンスに落ちるとは思っていなかったということはある?

「初戦で浦和に完勝して、そこで調子に乗ってしまったという部分があって、そのあとずっと勝てなかったんですけど、でもいつか勝てるだろうというのがずっと自分の心の中にありました。それで気づいたら順位は下の方にいて、今思うと勿体なかったなと思います。でも去年の経験で一試合一試合の大切さというのを学びました」

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

もうちょっと聞きたかったんですが……笑。あまりインタビューに慣れていないのか、最初すごく緊張していましたが、しっかりと話せる良い青年でした。